お楽しみ・クイズ 

このクイズできるかな。難易度超高いです。





100組のカップルの問題

100組の兄弟が集団でお見合いをしたと考えてください。
各々の兄弟の構成は、すべて兄と妹とします。
100人の兄と100人の妹が、全員相手を見つけてカップルと
なれば成功です。
100組のカップルがうまく出来上がった時、それを1パターン
と考えます。
どこか1組でも相手が変わったときは、別パターンと考えます。
100のカップルの組み合わせは果して何パターンあるので
しょうか?
よく考えれば考える程、難しい問題です。
Quiz ヒントのページ
[注意] 当然ですが、兄弟ではカップルになれませんし
同姓のカップルもなしとします。
こんなシチュエーションはあり得ないと考える人も多いか
と思います。
たしかにそうですが、これはあくまでクイズです。とんち
問題でもないのでまじめに答えを出してくださいね。

このクイズに正解したかたにはプレゼントをさしあげたいと思います。
とりあえずこの次に正解したかたにはミニティッシュケース (琥珀)
をプレゼントします。

申し訳ありませんが、正解者が出ましたので
プレゼントは終了いたしました。

暇つぶしに解いてみたと言う人がいらっしゃたらお知らせ下さい。

ヒント (考え方)


@この問題の答えは、普通の計算機では到底計算でき
 ない程の桁数になります。

 出来るならばどこかのサイトで、数百桁まで計算が可能な
 スーパー計算機をダウンロードして挑むと良いと思います。


A考え方ですが、まず男女それぞれに、1から100までの
 番号を付けます。

 同じ番号の男女は兄弟だと考えてください。

 たとえば1番の男性は1番の女性と兄弟ですので、カップル
 になることが出来ません。

 よって、1番の男性は、2〜100番の女性とカップルになり
 ます。


B次に、求める問題の答え(100組のカップルのパターン数)
 を、Aとしてして考えます。

 それとは別に、この問題が仮に99組のカップルのパターン
 数だった場合、その答えをBとして考えましょう。

 同様に、98組のカップルのパターン数だった場合の答えを
 Cとします。


CAのパターン数を考えるにあたり、とりあえず一組、男女の
 カップルを作ってみましょう。

 たとえば、1番の男性と2番の女性がカップルになったと仮定
 します。

 このとき、残り男女それぞれ99人のカップルのパターン数
 をYとし考えます。

 Yのパターン数ですが、ここでは、1番の男性と2番の女性が
 カップルになったと仮定していますが、これがもし、1番の男性
 と3番の女性であったとしても、それ以外の組み合わせであっ
 たとしても、残りの男女それぞれ99人のカップルのパターン数
 は変わりません。
 (パターン数が変わらない理由はまた後ほど触れます)

 これを数式に表したなら、A=99Yとなることがわかるで
 しょうか?

 1番の男性から見たならば、1番以外の女性(2〜100番の
 女性)とカップルになることが可能で、その組み合わせは99
 通りとなるからです。

 
DYのパターン数をもう少し考えてみましょう。

 最初に、1番の男性と2番の女性がカップルになったと仮定
 していますので、ここでのYは2〜100番の男性と、1及び
 3〜100番の女性、それぞれ99人の男女の組み合わせと
 いうことになります。

 この時、2番の男性と1番の女性は少しラッキーです。
 
 なぜなら、残り99人の異性のだれとでもカップルになること
 が出来るからです。

 対して3〜100番のそれぞれ男女は兄弟が1人含まれます
 ので、それ以外の98人を選ばなければなりません。

 ようするに、一組カップルを仮定して考えた時、のこりの99人
 の男女それぞれの中に少しラッキーな方(兄弟)が必ず一人
 づついることになります。

 よって、A=99Yという式が成り立つのです。


EここでBとYを比較してみましょう。

 Bは99人の男女のカップルのパターン数です。
 男女共に兄弟が1人いるので、それ以外の98人を選ばなけ
 ればなりません。

 Yも99人の男女ですが、少しラッキーな男性と女性が1人づつ
 含まれています。

 したがってパターン数を考えた時、
 Y>Bということになります。

 これを等式に変えて見ましょう。
 YはBよりαだけパターン数が多いとしてみます。

 ようするに Y=B+α です。

Fここで今までの数式を整理してみましょう。

 最初にA=99Yという式がなりたつと説明しました。
 次にY=B+α、

 これを代入するとA=99(B+α)となります。


Gこれまでの考え方をBのパターン数を求める際にも
 応用してみましょう。

 Bの中で、一組カップルを作って、残りの男女98人の
 パターン数をZとします。
 
 Zのパターン数は、Cのパターン数よりβだけ多いと考え

 B=98(C+β) と数式を作って見ます。


Hはたしてα、βとはどのような数値になるでしょうか?

 それが分ったときに1つの法則ができあがります。

 Aの答えを導くにはBの答えがわかること。
 Bの答えを導くにはCの答えを求めること。


Iようするに、100組のカップルの問題を解く為には、
 99組のカップルの答えが必要となり、
 99組のカップルの問題をとくには98組の答えが必要・・

 と1つ前の答えを必要とする法則が出来上がります。
 そして、この法則にのっとり答えを導くことが出来ます。


Jヒントはここまでとします。
 最初に話したように、普通の電卓では答えをたたき出す
 ことはできません。

 私の場合は、Basicで計算式をたてられるスーパー計算機を
 使用しました。

K以上、健闘をいのります。

正解者が出ましたのでプレゼントは
終了いたしました。
しかし、なかなか難しく何年も正解者が出なかった
問題です。
是非チャレンジしてみてください。






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