ヒトリ・ゴト  第四十一 << Prev || Top || Next >> ページの一番下へ
先日、後半代休を取得して、昼休みに突入してから悠々と帰路についていた時の衝撃。

オフィス街から駅までの焼けたアスファルトの道のりは、ビジネスマン&ウーマンでひしめく。
カジュアルフライデー軽装のワシの前方には、この暑いのにスーツ姿の男性が、ひた進む。
ワシの左方には、携帯で友人らしきと話している女性が、3人とも、駅方面へと歩いている。

寸後、後方から小さな何者かがワシと女性の間を飛んでいき、
スーツ男性の背中に当たって小さくバシッと音がした。

見れば、セミ。

緑っぽい色のセミだ。背広の背中に、しかもほぼ中心位置に、キレイに着地している。
だが、スーツ男性はまったく気付かずに、ズカズカと歩き続ける。
左の携帯電話で会話中の女性が、話し相手に向かって興奮して言う、
「ちょっとちょっとー!今、目の前の人の背中に、セミが飛んできて止まったよー!」

この上なく奇遇なシチュエーションに浮かれたワシは、スーツ男性の後ろから、メモを片手に
どこまでもついて行った。当の男性は気付かない。頭の中は仕事で一杯か。
時折、右尻ポケットに手を入れて何かを取り出したり、しまったり、背広の背中の生地が
様々な要因で激しく動き、それを見ているワシは、なぜか気が気ではないのだが、
セミは頑として動じず。いや、ワシの目で確認できない程度に動じているのか、
飛び立ちはしないのだが、少しずつ、本当に少しずつ、場所を移動している。

腰の中央部分に着地したのだが、現在位置が、左へ、上へ、ズレていく。
少しずつ、でも確実に移動している。セミは。最早、左の脇に達しようとしている。
それから、どうするのだ!?スーツ男性は今もなお気付く様子はなく。いや、もしかして、
気付いているのに相手をする暇がないほどに、仕事か?仕事で頭が一杯なのか?
はたまた、飼っているのか?飛び立った愛虫が、飼い主の元に戻ってきただけなのか?
主従の間では当たり前の日常に、事情を知らぬワシがただ揺らいでいるだけなのか?

そう思い悩んで、悩んだことを早歩きながらメモに取り、気付けばスーツ男性のつま先は
ワシの行こうとしている方向と違って、人ごみの中に、消えていった。セミと一緒に。

彼は自分でも気付かぬうちに、とてつもなく、お洒落だった。

そういうひとに、僕はなりたい。



本当になりたい?

なんか、数日前まで、ものすごい、雷雨?降ってましたよね。

もう、明けました?梅雨。どう?

最近、夏らしく、暑いですな。夜も、熱帯夜って、何度以上のことだっけ?

汗かき、ベタベタ、寝苦しい。冷の房が夜勤、ご苦労様です。

心と身体のバランスは大切。
バランサー。

感覚で物事を判断できるのも大切。
フィーリング。

旅立ちの決意をした者が、また1人。
めでたい知らせを持って、酒を飲みに来た。

何年ぶりかで雑多を更新した店長ですウス。

ホントに、ネタ用の撮影をしてから、アップするまでに、ココまで間が空いてしまうとは。
そんなこんなでアップされたこのネタは、お蔵入りしなかった分、まだ運がよかったのかも
しれませんな。

今思い出せるだけでも、2件、ボツというか、ワシのやる気がついてこなかったために
日の目を見なかったネタがありますからな。

ま、そういうもんです。

寝ましょ。

でんでらりゅうば
でてくるばってん
でんでられんけん
でーてこんけん
こんこられんけん
こられられんけん
こーんこん

「目くそ 耳くそを笑う」っていうけど、鼻くそは別格だよね。

なんて ふと思いついて、ありゃコレもしかすると以前にも書いたかもしれんな。
と記憶の糸をGrepで辿ってみたら、随分初期の頃に「目くそ鼻くそを笑う」というのがありました。

あれ・・・正しくは「鼻くそ」か。でも、目くそと耳くそは同レベルだけど、
やっぱり鼻くそは別格だよなぁ。

なんて、クソクソいっている、6,7年経っても成長のない、どうしようもない店長でしたウス。

今年は資格試験を2つ受験するので、春先から真剣に書を読んでいるワシですウス。

ロケットスタート頑張りすぎたというか、仕事も育児も大変なことには変わらないので、
自然と睡眠不足になりますです。ウトウト。

通勤電車で参考書や問題集を読みます。移動時間を有効活用です。
しかし、仕事終わって帰りの電車では、さすがに頭も働かないので、
本を読むとウトウトしちゃいます。だから、勉学ではなくNintendoDS Liteをやってます。
MOTHER3です。ゲームをやっていると、それなりに眠くならないみたいです。

先日、また1冊読了し、新しい問題集に取り掛かって、よしこの勢いで!と意気込んで
非常に眠い状態ながら、帰りの電車でも座って問題集を読んだのが落とし穴、ウトウト。

ふと気が付くと、はてココは?駅のホームでアトムのテーマ曲が流れて、ドアが閉まる。
アトムの曲?五反田かな?なんて寝ぼけた頭でボーっとしていたら、気が付けば池袋に到着。

うへー!山手線で乗り過ごして池袋まで来たのは始めてですなー!!
我ながら驚き眠い状態で反対側のホームに移動し、折り返し電車に乗ってフーやれやれ。
1駅進んだところで電車がストップ。なにやら、どこかで客が線路内に立ち入ったとのこと。
安全の確認が取れるまでは当駅に停車・・・、振り替え輸送を・・・。ナンテコッタ。

勉学に励む勤労会社員の眠気にダメ押すかのような遅延事故。
この後、30分以上電車は全く動かずに、線路内に立ち入った客に殺意すら芽生えましたが、
まぁ、どうにかガタゴトと動いてワシを目的地まで運んでくれましたよ。
大幅に帰宅時間を遅らせてね。

ちゃんと寝ないと頭にも情報が入ってこないから、寝よ寝よ。
まずは、そこよね。

射出洗浄せよ、と指令を出すためのボタンを押下した暫し後、
チョロチョロと水音が流れるだけで、一向にワシの肛門を清水が叩く気配がない。

このウォシュレット、壊れとるんか?

目を閉じてサラサラ流れる音に耳を済ませ、目を開ければ無機質な扉。
扉を見つめて何思う。

業務終了まで、あと何時間。

とうとう 一年の月日が 経ちました。

相変わらず 誰が教えたのかも分からん奇声を発して 楽しそうに 動き回っております。
よいやつ です。

この一年で 自分でも感じられるほどに乱発した感嘆の句は「かわいい〜」でした。
何度見ても 聴いても 飽くことのない感動です。

それまでのワシらにとっては 数値が1増えるだけの時間に 目覚しい成長を遂げ、
それに付き合い 振り回される ワシらの過ごした時間も いつものような
数値が1増加すること以上の濃密な毎日を 積むことができました。

支援・助言いただいた 親戚・友達・同僚
そして
ワシらの人生に 全く新しい輝きを与えてくれた息子に

感謝です。

歌を歌いながら家路を辿っている人を、2人も見かけた週末。

気持ちよさそうに歌っている人の数メートル後ろを歩いていたワシは、
あー、歌っているなー、なかなか気持ちが入ってるなー、と思った。
歌う前に人目を気にするそぶりを見せた気がしたけども、こんなに人通りがあるところで
平気に歌っていて、それは度胸があるというか、そういう欲求が溢れてしまったのかというか。

歌いながら帰り道を歩けるって、いいことだと思いますぜ。


そんなことを思っているワシの頭で、朝からずーっとリフレインし続けていたのは、
「いつもここから」がピタゴラスイッチでやっている「アルゴリズム行進」の曲ですな。

いーっぽすすんで・・・
・・・えらいひと
ひっくりかえって・・・
・・・きょろきょろ
ちょっとここらで・・・
・・・くりひろい
くうきいれます・・・
・・・ぴゅーぴゅー



おわり。

はまってます。

昨日、突然、ママ相方の父上様からいただいた縦笛を、息子が吹けるようになっていた。

もちろん、音程を調整する穴を指で塞いでメロディを奏でることはできないのだが、
ギュッと握って、ピーピーピー♪と意図的に、かつ、楽しそうに鳴らしている。
褒めてあげれば、なおのこと嬉々として、鳴らし続けている。

スゲー。すごいよ息子、すごすぎるよー。



なんて驚いていたのも束の間。

今日帰宅したら、唇を細かく震わせて、ブルブルブルブルブル、って鳴らしている。
まーた新しい技を習得したのね。今回は、さも当たり前にやってるよ。

スゲー。多才だよ。誰も教えていない気がするのだがね〜、もしやオリジナル?すごすぎるよー。


もー、なんだろうね、この成長の速度は。
大人も対応しきらんね。
さっさとワシを超えちゃってくれー

ゴールデンウィーク前半の締め、ということ?で、新宿御苑に散歩に行った店長ですウス。

GWということもあってか、人が非常に多かったので、広い庭園というよりも人・人・人でしたな。

「夏日」とニュースで謳われるほどに日差しが強かったので、
木陰にビニールシートを広げて、昨夜からホチホチと家人が作ってくれていたお弁当を食べました。
おいなりさんと、唐揚げと、ポテサラことポテトサラダ。あと水筒のお茶。
モグモグと食べている間、移動で疲れた息子はベビーカーでぐったり寝ていました。

目を覚ました息子を、草原の上に座らせて、眩しい日差しに目を細めている姿を
写真に撮ろうとしたら、機嫌が悪くなって泣き顔に。
ちと疲れたので、ビニールシートや芝生の上で、ゴロリ横になったり。

その後、池の周りを散歩したり、砂道でベビーカーが足を取られて進みにくかったり、
また木陰で休んで、今度はソフトクリームを買って食べたり、また息子が寝たり。

人がとても多かったから、静にゆったりまったり、という感じではなかったけれども、
予定どおり、気持ちの良い散歩ができました。疲れたね。はなまる。

少し歩いたところにある、広い公園で、ジョギングをしました。

1週が400mくらいのジョギングコースで、木陰にビニールシートをひいて休憩所をつくり、
持ってきたお茶とおにぎりを食べながら、ワシと家人と交代で走りました。

家人が1週走って、ワシが2週走って、息子はずっとビニールシートの上で待ってる係。

天気が良かったので、走っていて気持ちが良かった。
息子が歩き、走れるようになったら、3人で一緒に休日ジョギングを楽しめたら、
絵に描いたような健康親子になっていいなー、なんて。

ジョギングは適度な疲労で、運動不足解消にいい。
習慣にしていきたいですな。

最近、歯医者に通い出した店長ですウス。

以前、信頼できる歯医者の先生に、ワシの「親知らず」は横方向に生えているから、
表面に出てこない限り無理に抜く必要はない、という説明を聞いてた。
歯を抜く、なんて面倒臭そうだから、表面に出てこなくて無害ならばこれ好都合、と思っていた。

それが、久しぶりに近所の(別の)歯医者に行ってみたところ、
やや斜めではあるが真っ直ぐに生えているヤツもあり、それが少し表に出ているらしく。
しかも、その出ている部分が虫歯になっているから抜かないとダメなようで。

生まれて初めて「親知らずを抜く」という治療を受けた。

右上顎の親知らず。麻酔をしていたので痛みはなく、なんかグイグイ押してる?って思っていたら、
すぐに「はい、取れましたよー」って。呆気なかった。わずかに痛かったのは麻酔の注射。
抜いた歯を見せてもらい、なんの変哲もない、確かに各所に虫食いがある歯で、
持ち帰りますか?と聞かれ、即、断った。

止血のためガーゼを噛んで、ぶらりそのまま散歩、1〜2時間そのまま。
麻酔が切れてきたら、少しズキズキ痛むが、出血は殆ど止まっていた。
痛み止めと抗生物質の薬をもらったので、食後に飲んだ。


翌日、消毒をしてもらいに歯医者へ。状態は綺麗で、問題ないらしい。
口をゆすいだりして、口内を清潔に保つことと、
抜いた部分に食べカスが詰まらないように注意しないといけないという説明を聞く。
抜いた後に何か詰めるわけではなく、穴が空きっ放しなのか。おどろき。

「親知らず」という文字を見ていたら「親の心、子知らず」ということわざを思い出したのでメモ。

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親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)

【意味】
親はいつも子どものことを心配しているのに、子供は
親の気持ちを考えずに、自分勝手(じぶんかって)で好きなこと
ばかりしているということ。

赤い色えんぴつを持つと、お日様を描いてしまう貴方。

その心意気、天晴れだ。


同様に、花丸マークを描いてしまう貴方。

その心意気、上出来だ。

大学生と会社の金で晩飯を食って、久しぶりに日本酒なんて飲んだもんだから悪い二日酔い。

色々とゆっくり考えごとをしたいってのもあって、仕事を休んだ。
家でゴロゴロ。家族とゴロゴロ。

息子がドアの向こうから、楽しそうに顔を覗かせたり、ひっこめたりしている。

あ、これは、もしかして、「イナイ・イナイ・バァ!」をやっているのか!?
反応してあげたら、もっと喜んで、楽しそうに繰り返していた。スゴイスゴイ。可愛い。

アニメ映画を2本観た。

いろんなことが悩ましいけれども、ちゃんとしていれば、人生はきっと楽しい。

三十路までまだあるが、また何かが変わらないといけない予感。
どうすんのかな、ワシは。

足りないか?

まだ何か、足りないか?

わからん。

それじゃ、納得いかん。
やれんよ。

・・・わからんねぇ。

ゴンゴンゴン、と音がする。

和室のちゃぶ台に、何かを打ちつけている音がする。
ちゃぶ台の木材に、音の波が響いて、伝播してワシの耳に届いている。

見ると、息子がガラスのコップを持って、ゴンゴンゴン、とちゃぶ台に打ちつけている。

意外と割れないガラスのコップ。英語で言うと glass 。
格好をつけて巻き舌をすると、grass となって草になってしまうから学生諸君は要注意だ。

んー、白い磁器とか陶器のコップだと、割れたり欠けたりするのにね。
なんか、ヒビすら入らんのよね。

あれ?もしかしたら、これ、いいヤツ?上質の一品?にしても頑丈だな。

ひょっとすると、どのくらい乱暴に扱われたら、耐久度の限界がきて壊れるんだろうなんて
傍から傍観している場合じゃない?

ま、いっか。本人、楽しそうやし。

ゴンゴンゴン、と音がする。

今日は昼過ぎに、東京都知事選挙へ投票すべく近所の小学校へと足を運んだ店長ですウス。

ま、結果を見れば面白くもない、石原氏の再選で終わりだったのですが、なんだかな味気ない。

ワシはテレビで各立候補者の演説が放映されているのを流し見てたけど、
最も気になったのはドクター中松氏の発言だった。

「・・・のような都政を『発明』していかなければなりません!」

みたいなことを、街頭の真ん中で堂々とマイクを通して喋っていたのだが、
すんごい気になったのが『発明』の部分ですな。

まず、これから『発明』していく、ってことは、現時点ではノーアイデアということなのか!?
と(誤解かもしれないけど)驚いて吹き出してしまいましたぜ。
さらに、なんとなく聞き慣れない『発明』という単語を振り返ってみるに、
おそらく、数々の発明品を世に送り出してきたドクター中松氏からすれば
『発明』は日常的な行動のひとつに属しているのだろうが、一般人にとっては大変なことなのでは
という、絶対的な感覚の違いが根底にあり、そんな感覚をしている人間に都政を任せて
果たして大丈夫なものだろうか?と訝る自分と、楽しそうじゃないか、やらせてみようや、
その発明とやらを。という雄大な自分が頭の中に混在・押し合いへし合い、結果
ん?「へし合い」って何なんだ?ってことになり、ネットで検索したら、いるわいるわ、
同様の疑問を抱えた輩がわんさと。んで、結果

へしあ・う —あふ 【▽圧し合う】
(動ワ五[ハ四])
大勢の人が互いに押し合う。

なんだそう。意外とそのまんまな感じ。
で、何だっけ?

あ、そうそう選挙。選挙権は、市民が長年かけて勝ち取った『権利』だから、
安易に投票をサボったりしちゃいかんぜ、と昔教えられた気がする。ワシもそう思う。
そう思うんだけども、選挙で投票したのは、人生でこれが2回目なの。
これからでも遅くはないから、ワシは改めようと思う。息子に同じことを教えるためにも。

エイプリルのフール達よ

世界は真と偽とお洒落な冗談でできています。
今後とも、皆様、お見逃し、お取りこぼしなさいませんよう。

とはいえ、あのネタを10ヶ月近く寝かせて心待ちにしていた上に、
アップするために食器洗いを疎かにし、ママ相方の機嫌を損ねて
平謝りしまくりだったワシこそが、最もエイプリルのフールであろうな。

うんうん。反省。



p.s.
このネタばらしは、も少しためてからアップする予定だったのですが、
身内に限って真剣にダマされる人間が多く、こちらの胸も非常に痛むので、前倒しすることに。
ママ相方は50%信じたらしい。素っ頓狂な声をあげていました。
母上は・・・一瞬疑ったことを詫びて、かつ祝福のメールを送ってきてく

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

ついに、夢のような、その時がやってきてしまいました。

なんと、DOG'NROLL!&DOG'NBLOG!のテキストが、書籍化されることになりました!

物思う学生が音楽と読書と電子世界にうつつを抜かし、就職して社会に出て、
若さ故に諸先輩方との衝突を繰り返し、少しずつまっとうな(?)社会人へと成長し、
ついに家庭を持ち、子供を持ち、親としての喜びと責任に目覚める・・・
なんていうのを読解していくことは、果たして本当に面白いものなのでしょうか。
売れんのか?いや、そもそもの目的は何だ?もしや、自費出版か?

などと期待もせぬ憶測が飛び交っているかどうかはわかりませぬが、
その経緯を説明しますと、ワシサイトの読者の中に、出版業界の方がいらっしゃいまして。
愛読していただいているうちに、冗談半分で出版してみませんか、
という御声をワシにかけてくれた、と。

ワシもまさかとは思いつつも、2度と来ないやも知れぬ折角のチャンスを遠慮すべきではない、
と判断しまして、超多忙な時期にも関わらず、細かい文章の見直しや、誤字脱字の修正、
分かり難い部分の加筆などを行うことにより、若干の品質向上を図りつつ、
更に睡眠時間と寿命を削りまして、ようやく完成に至りました。

書店にひっそりと並ぶのは、まだまだ先のことなのですが、
なんというか、ワシの人生の記念の一品でありますので、
少なくともワシは親族一同の分を購入しようかと。
ん、購入?渡すの?いや、それは恥ずかしすぎるかも。。。

今期の仕事、終了。

最後まで、悔いの残らんよう、よう頑張った。
相方も、よくここまで支えてくれた。
この上なく、充実した時間を過ごし、十分な達成感がある。
誰にも負けない、素敵な一年だった。

お疲れ様でした。

つかまり立ちして、振り向いている姿が、それだけで可愛い我が息子。

ワシも興奮して、リアルに再現、つまり真似してみたが、
相方に言わせれば、
可愛いどころか、滑稽以外の何者でもないらしい。
あどけない表情まで作ったのに。

ワシは生まれてから、今日に至るまでに、
一体、どれだけのものを、失ってきたのだろうか。

わからない。頭が一杯で。

ワシも貴方も、限界が近い。

雑念を振り払って、やらなければいけないことだけを。

やらなければいけないことだけを。


あ、これも無駄。

1年か2年くらい前に、ワシが仕事中に考えていたこと。

部下に対して、「バーカ。」と言う際に、いかに自然に、精一杯の愛情を込めて言えるか。

そんなことを念頭において、将来、互いが成長した姿を思い浮かべながら、
現在の自分と、現在の相手に、呆れたという表情で言い放っていたのです。

本当に、バカみたいですな。

『小学校での英語必修化』について、今現在の文部科学大臣・伊吹さんが就任した時に言ってた。
「必須化する必要は全くない。美しい日本語を話せず、書けないのに、外国語をやってもだめ」
この毅然としたモノの言い方に、共感した方も多いのではないでしょうか。

ワシも、この意見には大賛成ですな。

自分の気持ちや考えを、言葉や文章でうまく表現できないと、
社会に出てから非常に困ったことになりますな。
伝えたくても伝わらないジレンマに陥って、無益な行動で発散してしまうのは避けたいところ。
配慮だとか感謝・尊敬・信頼の念を込めたり、そういったことで人間関係を深くも明るくも
できるものですな。そのためにも、基盤となる日本語の大切さを再認識するにはいい機会かも。
言語を自在に操れる、というのは、人間的に柔軟であること、に通じるかもしれませんな。

ワシは大学時代から、ようやくまともに書を読むようになり、文章を愉しめるようになりました。
著名な小説家の作品を読めば読むほど、己の文章力・構成力・語彙の貧しさ、稚拙さが認識され、
真剣に書こうとすればするほど苦悩する日々を送ることになるのでありますな。

大学に入ってから、帰りの電車で中学時代の理科の先生(趣味:ボクシング)にバッタリ再会し、
お久しぶりですー元気にやってますよー、とか当時の懐古談や教育苦労話など積もる話をしながら、
何気なく聞いてみたんよ。

「先生が大学時代に、もっとやっておけばよかったー!っていうこと、ありますか?」

その先生は、「時間がある間に、洋書をたくさん読んでおけばよかった」と答えてくれました。
科学を志すものとして、今は教師として、海外の論文や研究発表を広く知っておくべきだった、
という残念が込められていたと記憶しております。
この問いに、ワシなら、間違いなく国語の勉強を真面目にやっておけばよかった、と答えるでしょう。

最前列の座席にも関わらず、授業が始まったら堂々と突っ伏して居眠りをし、
それでも作文の授業なぞでは体よくこなして、それなりの成績をとるだけだった不毛な国語の授業。
そんな、居眠りをしていても程々の点が取れていた時代に舞い戻って、
己の中途半端な国語力に傲り昂ぶっていた学生ワシを叩き起こし、その胸倉をガシ掴み上げ、
泣きながら涙しながら唾吐きながら、国語の教科書に書いてあることを、ちゃんと読めと、
単語とか、文節とか、接続詞とか、係り結びとか、活用形とか、人称とか、真面目に覚えろと、
そうすれば、きっと、ずっと、将来が楽しくなるって、間違いなく。
ナニでもカニでもgoo辞書で検索する便利なインターネット生活ってのも、
時間に追われる時代にはアリかも知らんが、全く粋じゃない。感じられない。

小学校に入学してから延延と先生方に教え込まれてきた「国語が一番大事」ということ。
算数も理科も大切だけど、問題文を理解するのも、答えを書くのも、国語の力が無いと、できない。
そのありがたき教え、身に沁みて解るのは、なんとも時遅くしてか。なんなん。

幼い頃から英語に触れることにより、発音が流暢になるのはメリットかもしれないけど、
一体、どれだけの人が、どれくらいの頻度で英語を必要としているのか。少なくとも今現在は…。
NINTENDO DSの「えいご漬け」を続けてみて痛感したことは、
日常的に使わない道具は、なかなか身につかないし、中途半端では使えない、ということ。
それよりかは、
小学校の作文とか読書感想文とかで、大人の目も覚めるほどの素敵な文章に出会えることを
楽しみにできるような未来であって欲しい。と思うワシなのでした。

いじめ、自殺、流行っておりますなー。いけませんなー。
幼い子を持つ親としては、この時代の歪みは大きな問題ですな。

我が子がいじめられていたら、或いは、逆にいじめをしていたら、
貴方ならどうするべきか!?のようなコラムが各種紙面を賑わしておりますが、
こういう問題に関しては、全国民が少しずつでも思案・行動すべきですよな。

ワシとしては、我が子がいずれの立場に置かれていたとしても、
まずは「いじめ」行為そのものの認識を教える必要があるかと。

「いじめ」とは、虚栄心だけが強く、心の弱い人間が、自分の居場所を確保するために、
心優しき者を虐げる、恥ずべき行為である。

いじめを行っている者は、直ちにそれを止め、迷惑をかけた皆様に心から謝罪すべし。
いじめられている者は、己の置かれた状況に悲観せず、仲間を見つけ、強く生きるべし。
自分をいじめる憎き相手のことを「可愛そうなヤツだ」と達観できるようになれば立派。
少なくとも親兄弟は、しっかりとした愛情で守り包んであげること。
僅かでも前向きな対応ができるようになったら、オーバーなほどに褒めてあげればいい。
健康に生まれただけでありがたいのだから、一生懸命に生きているだけでいいのだから。
楽しく過ごして、笑顔で死ねれば本望。

死んじゃ駄目よね。絶対に。

子供は知らないけど、親は結構、人生のリセットボタンが押せることを知っているから、
困ったら親を頼るように教え込んでおかないと。
親は目を離さずに、微細な変化にも気を配って、しっかりと見守ってあげないとね。

大きくなったらスペシャルビッグな親孝行してくれよな。期待してるぜぃ!
ってな。

色んな人と話をしたり、色んな人が書いた文章を読んだりすることによって、
知識や知恵を得ることができる。行ったことのない世界を知ることができ、想像することができる。

目の前に、母上から借用した小説などの読み物が6冊積み上がっており、いずれも未読。
優先順位的には、今年初めの意識高揚を狙ったビジネス雑誌が最優先だし。
漫画を買ったら、ワシは次巻が出るまで忘れないよう2回読むルールにしていて、
2回目を読んでいない漫画が2冊ほど。
昨年末に本棚整理をしていたら、買ったのに全く読んでいなかった本が出てきて、今ここに在る。

他にも、今年深めたい知識分野の書籍を集めて頭に詰め込みたい。
ワシの知らない世界を知って、もっと世の中を楽しみたい。

んー。大変だぁ。

巷で怪しく宣伝している「速読法」とかってヤツ、
なんか左脳じゃなくて右脳で感じ取るっぽいヤツ、
効果あるのかな。でも高価だな。誰か、やったことのある人いないかな。

そんなことをダラダラ考えて今夜も貴重な時間を浪費。
1ページも進まず、夜は更けていく。

寒い夜道を踏み越えて帰宅したら、居間で相方と息子がゴロゴロしながら
ふざけて、じゃれあいながら大笑いしてた。
ワシが仕事荷を降ろして着替える最中も、ずっと楽しげに笑い続けるものだから

「はは。アホがいる。大人のアホと、ちびこいアホがいる。」

などと嘯いても、ちくとも応える気配なく。楽しげに声を上げている。
翻って負けじとワシ、はは。ははは。と大口開けて言ってみる。

気付けばワシの家に居る全ての家族が大声を上げて楽しげに突き上げて笑っている。
はは。いまだに何が楽しいんだか、ちっともわからんけども、ワシも滅茶苦茶に面白くなってきた。

ははは。はっはっは。

一様に、アホらしく。

連休を利用してママ相方側のジージ・バーバに孫の顔を見せに行きました。
顔をくしゃくしゃにして大喜びするので、電車に乗って連れて行ったかいがあるというもの。
ママ相方は久しぶりの実家ということで随分とリラックスしておりました。
んへぇをジジババに預けて、二人で散歩に行ってみたりしました。帰ったら大泣きしてました。
溜まりに溜まっていた育児疲れが多少は解消されたかな。

最近はんへぇの急激な成長にワシらがついていけず、対応に追われることが多くなってきました。

仰向けに寝かせると、すぐに寝返ってうつ伏せになって、ビックリ。
なんて思ってたのは、ついこの間までの話で。

最初は「んへぇ」だったけど、さっきからずっとダーとか、アーとか何か言ってるね。
なんて気付いたのは、ついこの間だったような気が。


今では、うつ伏せになった後、興味のあるモノを見つけてはズリ這いでド根性移動。
気が付くと全然違う場所に移っていて驚かされたり。

喋ることも変化して、歯のない口から独特の発音で
あっじぇ、えぃっじぇ、でぃっじぇ。
(「じぇ」の部分は「げ」とも聞こえる中間音)
と何度も言っていて、何かを伝えようとする意思が強く感じられます。

ご機嫌なときは、とまりません。
とにかく、可愛い。(バカ親ばか)

あっげー。あっげー。

ワシらもアゲアゲで必死に対応しておりますが、これがいつまで持つか。
安全のため、家の中の危険物(に成り得るもの)を手の届かぬところに退避せねばな。

元旦は自分の正月として、ひたすらゴロゴロしていたワシですウス。

息子とワシがひいていた風邪は、その後、ママ相方までもダウンさせ、散々な年明けでした。
正月は三が日の間に、ワシの実家で新年会をやるのが恒例になっておりまして、
息子を連れてはるばる実家に戻りました。長い電車移動は大変でしたが、
乳幼児連れのワシらは、優先席を譲ってもらえて大助かりでした。人の優しさに感謝感謝。
実家についてからは、おせち料理・おしるこ・みかんなど腹一杯に美味しく食べまくりでした。
もちろん姉上一家も元気に参加しており、ワシとは子育て談義に花が咲きました。

最近は学校の中でも「格差社会」という言葉が聞かれ、
勉強ができる子とそうでない子の差が開いてきているらしく、将来「負け組」になるのを恐れて
小学校幼稚園の頃から習い事・塾・放課後に居残り勉強だのを強いる熱心な親御さん達が
テレビなどで報じられ、また教師の低レベル化を嘆きウンヌンカンヌン混沌としておりますが、
姉上夫婦やワシ夫婦は、そこらへんに全く動じるつもりはござらんことを意思確認。

学校の授業をキチンと聞いていれば、学校のテストの大半は平均点以上に取れるだろう。
もし苦手な部分があったとしても、そこは両親が教えてあげれば十分に補強できるはず。
そういう親子の「学びの時間」があってこそ、学びの楽しさも伝えられるというもの。
勉強以外の悩みや楽しみも、一緒の時間にできるだけ沢山、共有してあげられれば尚よし。
義務教育の間は、学校の授業に置いていかれることのないよう、親が見守ってあげればよいかと。
小さい子供に、こと小学生までの子供には、在る時間をフル活用して自由に遊んでもらいたい。
どれだけ多くのモノを見て、聞いて、触って、感じて、試し、考えたか。どんな空気を吸ったか。
生命の大切さと、人の痛み。悲しい涙と、嬉し涙。怒り、楽しさ、優しさ。
大人になってからの人生の幅は、幼少の頃に「人間の豊かさ」を如何に育んだかによる、と愚考。
そのためには時間をどれだけ費やしても構わん。将来の幸福を大きく膨らませるためだ。
勉強は大人になってからでもできる。いや、大人になっても勉強はずっと続くのでして。
幼少期に柔軟な思考と美しい感性が育まれてこそ、学んだ知識の素敵な使い方を創出できるのだ。

そうワシは強く信じ、積極的に遊んで欲しいと願う。遊び放題で人生上等。

塾なんぞに行っていたら、遊ぶ時間がなくなってしまうではないか。
学校の教科書に書いていない大切なことって、塾の参考書にも載ってないよね。
心の貧しい人間になってしまったら、哀しい事件がつきまとうのではないか。
そんなのは、親の問題だ。責任だ。それこそが義務だ。
独りで遊ぶ時間。友達と遊ぶ時間。

今週は何時間遊んだかな?どんなことしたかな?
そうか、それは面白そうだなー。楽しかったろうなー。羨ましいなー。

そうでなければ、未来の日本は、つらまんだろう。きっと。


さぁ息子よ、今日も一緒に散歩に行こう。

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

昨年は仕事でも色々とあったけども、
やっぱり一番のビッグニュースは長男誕生よね。

今年は風邪を引いた状態でのスタートですが、
健康に幸福に生きられれば万事OKッス。

わんぱくでもいい、逞しく育って欲しいぞ!息子よ!
そして、ワシ。もっとまともな大人になれるかな!?

人の心を恐怖で支配してはいけない。

規模の大小や形の違いはあるかもしれないけど、
それが戦争の始まりだ。


いや、一気に飛躍し過ぎたかな。
恐怖で押さえつけても、悲しみや憎しみしか生まれない。

増幅する幸福の気配なんて感じられない。

高波にさらわれた釣り人は、
海が荒れているときに堤防で暢気に釣りなんかしていたから自業自得だ。

という考えもあるけど、

たまたまその日は、立ち位置が悪かっただけだ。

という考え方もあるんじゃないかな。

同じ場所に座って読書をしていたら、僕だって。

息子を親族一同に直接お披露目した際は、皆様口を揃えて「父親似」と言っていた。
ワシもママ相方も同感だったので、やっぱりそうだ、当然、くらいにしか思っていなかった。
仕事場で息子の携帯カメラ写真を見せたら、あまねく全ての人々に「母親似」と言われた。
いや、違うだろっ!どーみてもワシに似とるだろーが。と慌てて心の中で強く訴えた。
その気持ち、パパの証。ワシですウス。

それをママ相方に報告したら、とても的確な回答が返ってきた。


仕事場のワシは、「戦うサラリーマン」であるからして、
憤怒の形相で眼前の仕事に立ち向かっているため、
皆はワシの鬼神の如き表情しか普段見ていないんだな。
凛々しく上がった眉に、真意を見極める眼。・・・ホントか?

んで、仕事を終えて、ほぇ〜っとオウチに帰ったワシは、
ほんわかプライベートゆったりモードに移行します。息抜かないと生き抜けないよね。
眉毛は下がって、眼もトローン。
家ではいつも、そんな感じよね。皆様だって、きっと。

息子が幸せそうに笑っていると、そんな「幸福ゆるみワシ」に顔が似ているから、
親族の皆々様は「父親似」と言っているのだな、と。

そうか、職場の皆々様は知らんのか。ワシの幸福顔を。

・・・ホントか?

昨年は忙しかったかどうか忘れたけども、やらなきゃやらねばーと口だけ動かした挙句、
全く家の中の大掃除をせずに新年を迎え、そのまま大掃除らしきことはしなかったワシですウス。

今年は子供が生まれたこともあって、家の中を清潔に保たねばという自覚が両親に芽生え、
まだ年の末までには少し間があるけれども、なんだか身体か勝手に動きだし、
まずはママ相方が各部屋の散らかっている部分を整えるべく、知恵の限りに収納術を発揮。
そしてパパワシも一家の大黒柱として、とりあえずワシ私物を整理整頓。
一旦掃除機を持ち出すと、止まることなく先端のノズルを交換してまで隅々のホコリ対峙に万進。
布団を干す、ちゃぶ台を拭く、部屋の空気の入れ替え、不要な物を片付ける。
当たり前のことが当たり前に行われることにより、理想的な状態へと近づいていきます。

そんな感じで今年は順調に大掃除が進んでおります。
きっと我が家はキレイな新年を迎えることができるでしょう。

そういえば、最近急に冷え込んできましたな。
頑張りすぎて身体を壊さないようにしなければ。

師走です、カスですワシ。

偶然思いついた回文

部内会議のため帰社した。

こんなにも部長と部員の間に距離感がある状態で、この部はやっていけるんだろうか、否。
反面教師という言葉がある限り、理想的な人間であることが正しいなんてことは有り得ないし、
そんなこと全く思ってもいませぬが、例えば反面教師しかいない組織だった場合は、
どんなことが起こるか。人の動きを考えておかないと、組織は運営できないですよね。
部下の心を慮れん上司には早々に御退席願いたいところだが、そう簡単に社会はできておりませぬ。
諦めないことが最低限の努力。

後輩に「親バカ」ですか?と聞かれ、勿の論と応える。
その後、小一時間かけて子供の可愛さと親となった人間の心境変化について説く。
相変わらず色んなこと「分析」してますね。と言われ、
ノリと勢いで「分析するのが仕事ですから」と応える。

人の目には核心がよく映っているものだ。
確かに、なにかと分析してます。しまくっております。しすぎて疲労しております。
備えあれば憂いなし、アイデアあれば退廃なし。
現実と理想のギャップを埋めるためには、まず様々な角度から現状を分析する必要があり、
理想に近づくため自分に必要な変化、周囲に必要な変化、周囲に変化を起こさせるための術、
自分を助けてくれるステークホルダ、自分の邪魔をするステークホルダ、
それらに対し自分が見せる姿勢、関係各者の間に張り巡らされた見えないロイヤリティ。
考えすぎてパンクしそうになってでも、それらを常日頃から頭の中で巡らせておかないと、
現実をひっくり返して「実現」させられないのですな。

分析かぁ。

「分析する」は英語では analyze.
「分析者」を英語で言ったら、アナリスト(analyst)?
それともアナライザー(analyzer)?

アナリストってのは、なんだか全然住んでる所が別世界の、スマートな感じ。
アナライザーってのは、響きが子供ウケしそうで勢いやノリも感じられワシに合うかもしれんが

それがどうした。
出てくる答えは、いつだって「寝不足」だ。

いやー、成人男子、しかも所帯持ち、1児の父としては、あるまじき現状なのでしょうが。
面倒臭がりなので、まだ入っていないのですよ。保険に。

方々から挙がる非難の声に対しては、なんの弁解の余地もございません。
ワシの怠慢以外の何物でもござんせん。
母上からは、随分前から
「貴方は絶対に定期的に怪我とか病気とかするんだから、入っておきなさい」
と口を酸っぱくして忠告されていたのにも関わらず、
結婚するべな、家庭を持ったらさすがに保障はつけないと大黒柱としてはマズイよな、
と家族会議で話し合っていたにも関わらず、ですな。

うんな。

松坂は60億で赤靴下を履き。
藤原紀香は年齢的に焦りを感じたのか、お笑い芸人とスピード結婚ですよ。
北海道方面では大地震で津波警報。
サッカー日本代表はサウジアラビアに3−1で勝利するも、
試合終了間際のPKを何故だかトゥーリオが蹴り、日本中の期待に応えてトゥーリオが華麗に外した。
巻は今回も無得点に終わり、トゥーリオの初得点と、ガナハがダブル。
そんな最中にも、ずっと画面の右下には日本列島の津波警報・注意報の図が陣取っておりました。
いずれのチャンネルに変更しても、必ずや日本列島津波警戒の図がデカデカと鎮座しまして、
肝心な字幕部分とかが被さって読めなかったりして、大いに結構。番組が成り立ってない。


・・・とかなんとかで、お茶をどんなに濁しても、逃れられない責任がある。
保険、入らないとねぇ。
契約書というか、保険の説明が細々と記述されているアレを読むのが嫌でたまらん。
フォントサイズが極小のアレらが、非常に重要な事項であることが分かっているから、
義務感に背中を押され、なおさら気が滅入る。

んでも仮に無保険状態のまま、次なる傷病に出くわしてしまったことを考えてみる。

トゥルルル・・・トゥルルル、はい、もしもし。
はい、そうです、妻ですが・・。病院?えぇ・・・、えっ!本当ですか!?
えぇ・・・、はぁ。はい。あ、はい。わかりました。
緊急手術、が必要なんですね。それに同意を、と。
わかりました。お願いします。
ガチャ。



・・・。

あーーーーー!!!どうしよう!?あのコンチクショー☆まだ保険に入ってないじゃないの!?!
どうにかならないものかしら、あ!これなんか、どうなの?えーい!ピポパポピポプ・・・。
あ、もしもし?アフリカンファミリーのアフラックさん?
お宅の商品のEVERって、今からすぐに入れます?
・・・んーと、保険加入してから3ヶ月経たないと保障が有効にならないんですね。
困ったなー。またかけ直しますガチャ。

アフラック・・・・。ん?
これって、アリカンファミリーじゃないの!?間違ってたわ恥ずかしい!
アフリカンて、そんな、確かに平和的で温もりは感じられるけども、
金銭的に保障されるかどうか分かったもんじゃないファミリーだわ。あぁ恐ろしや。


ポペピプペパパ・・、あーもしもし、先程のモノですが。
どうにか主人の緊急手術を、3ヵ月後に延ばせませんか?



なんてコトになってしまうかもしれんじゃないの。ワシが苦痛に喘いでいるかもしれないのに。
3ヶ月も経ったら、全然緊急手術にならないじゃないの、完全に手遅れじゃないの。
そんなことに、なる前に。
よーく考えよー、お金は大事だニョーイ。

んー、規約条項を読むのが面倒だ。苦痛だ。退屈だ。

息子も5ヶ月を過ぎ、随分としっかりしてきました。
子は親を見て育つ。といいますが、
ワシが家でダラダラしてたら、それを見て育った息子もダラダラッ子になってしまうかも
と意識すると、自然とまっとうな生活に(一次的ながら)戻ったりしているワシですウス。

家をキレイな状態に維持しないと、息子も片付けない子供になってしまう。
そう思い立って周囲を見回すと、部屋の中は結構散らかっており、
もう少し片付けようと相方に呼びかけると、育児と家事で手一杯の相方は非常に不機嫌に。
ま、人に言うよりもまずワシが動かないといかんよな、と身の回りを整理し出してわかったこと、
なんか、散らかっているのはワシの物が多いかも・・・。ザ・反省。

翌日、仕事から帰宅して玄関入ってビックリ。部屋が随分とキレイに片付いていて、
まだ片付け途中の部分もあるけども、すっごくいい感じの状態になっております。
俄然ヤル気が起こったらしく、これからも精力的にやるらしく、頼もしすぎます相方。エライ。

快く晴れた日も、シトシト雨の日も、ワシ一家はちゃんと息子を連れて散歩します。
ずっと部屋に閉じこもっているよりも、広くて色んなものが感じられる外に出してあげるのです。
平日はママ相方が連れ出してくれています。
ママ相方が息子を抱っこ紐で散歩していると、近所のママさんおばさんがニコニコ顔で近寄ってきて
必ずと言っていいほど、よくかけられる言葉が

「まぁ〜☆可愛いわね〜、女の子?」

・・・男の子です。(んへぇ)

「そうなの〜、しっかりしたお顔してるね〜☆」

そんなやりとりの最中、もう人見知りが始まってもいい頃なのに、
パパワシもママ相方も、ものすんごく人見知りカップルで、その遺伝子を受け継いだ子供なのに、
笑いかけてくる人々(まったくの他人)に笑顔で応えるらしい。これはすごい。
それを見て人々は、あら御機嫌さんなのね〜☆ほらこんなに嬉しそう♪
と気分良く通り過ぎるんだそう。この子は散歩に行くたびに、幸福を振りまいているのか。

知らない人に話し掛けられでもしたら、どう受け答えしてよいかわからず、
行き場を失った心が詰まってフェ〜ンて泣いていたワシの小さい頃とは似ても似つかぬ。

「人と接する時は、まず笑顔を見せること」という平和的コミュニケーションの大原則を
生後5ヶ月にして体得しているとは、パパワシ大感動です。早くも尊敬です。

それもこれも毎日パパワシとママ相方が、息子に対しては笑顔で接するように事前に心掛けた
結果かもしれんし、そうしているうちに笑い返してくる息子を見てまた新たな笑顔が生まれて
そう、これはスマイル・サイクルなのかもしれない。と今日も幸せの渦に飲まれています。

先月、ワシが仕事から帰って着替えをしているとき、
ママ相方が嬉しそうに「子供を持ってわかったこと」がある、と言った。
それは何?とネクタイを外しながらワシ問うに、

『みんな誰かの宝物なんだね』

と、そのまま大事に宝石箱にしまっておきたくなるような、
素敵なフレーズが聞けてワシまた大感動。そして尊敬。
この世に生を受けた誰もが忘れちゃいけない、その気持ち。

んー。

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