メジャーなバンドのライブを大学の学園祭で見る、というのは始めての試みのような気がする。ドップリと暮れた中、電車とバスに揺られて遥々東京薬科大学まで行った。もう暗くなっていたので学祭の屋台も所々店仕舞いしてしまっていて、それでも構内には当たり前だが大学生が沢山いた。少し遅れ気味の到着だったので急いで体育館を探して向かう。
体育館に着く前から最初の曲と思われる「浮舟」が聞こえてきて、さらに足を速めた。
入り口では学園祭ライブ担当の学生がチケットとデジカメ・カメラ付き携帯のチェックを行っており、ちゃんとしてんだな〜と思った。急いで中に入り階段を上る。
もちろんのこと既にライブは始まっていたが、とりあえず一曲目の途中から見ることが出来た。適当にロープで区切られた客席部分、前方の方で激しく揺れている団体はGO!GO!ファンと思われる、後ろの方で余裕を持って観戦している大半は大学生。間を割って突入する気が起きず、今回は少し遠目から落ち着いて見ることにした。
やはり学園祭レベルというか体育館だからというか、とにかく音響が悪い、音が悪い、ひたすらガガガな感じに聴こえて、それがまた学園祭ライブっぽく非常にそれはそれでよろしい。GO!GO!は相変わらず格好良い。またギターが弾きたくなった。ステージ上から客席に向けて強烈なライトを照らしていて、それが眩しくてステージ上をちゃんと見ることが困難で、非情にウザかった。あと、ライブスタッフは勿論のこと学生が行っているが、まぁそれぞれの仕事をちゃんとこなしているんだけども、結構邪魔でしたなぁ。
今回のライブは新しいアルバムのレコーディングが近いとかそういうこともあって新曲が幾つか出てきて、どれもスゲーGO!GO!らしく、また、新しいテイストが盛り込まれていて良かった。アンコールは無く、スッキリ終わった。速攻で帰った。
最近、ライブ終了後にギターをハウらせて退場するアーティストをチラホラ見かけるが、アレはブランキーのベンジーがアノ状況でやったから格好いいのであり、時と場合をわきまえずにやっても全然格好良くないことに早く気付いて欲しいというか、それは本人の勝手であるが、そろそろ飽きてくれないかなぁなんて思った。
【セットリスト（かなり微妙な記憶）】
01.浮舟
02.文具
MC
03.恋の毒薬
04.パパパンツ
05.C7
06.（新曲）
07.（新曲）
08.（新曲）
09.タクシー(新曲)
10.こいのうた
MC
11.ジェットにんぢん
12.ロック
13.（新曲）
14.とかげ3号
15.パンク
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