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最新のお話(2001/10/6) 良いもの、安いもの、望むものを作ろうと言う気持ちの大切さを忘れてはいないだろうか。製造業の永遠の課題であるQCDとは決して現状のQCDを守ることではない。守りの態度である限り、最大の努力をしても現状の100%にすぎない。いわゆるQCD命題とは、改善活動の一つであって日々の向上があって始めて成り立つ。最近当たり前になりつつあるISO取得の結果として、この日々の前進と言う大切さが忘れられ、ややもするとISOの名目のもとに品質記録にしがみついて100%を狙ったつもりが、大きくつまずいたという話しのなんと多いことか。 (2001/8/29) 東南アジアからの研修生を対象にして、生産管理情報システム(PROMIS)というセミナーを北千住のAOTS東京研修センターに泊まりこんで、3.5週間のスケジュールで開催している。発展途上であり、今後の発展が見込まれている若い国の経営者・技術者・大学教員が研修生であるが、彼らは貪欲に学ぼうとする一方で、どうしてもエリート意識が強く、学んだ知識(これはCertificateという終了証書)を、帰国後すぐさまに使いたいと言う。もちろん、そのような目的で、本ベースの知識だけを詰め込む教育を行うことはできるが、知識だけを学ぶことは、実質的な効果につながるとは思えず、単なる証書主義になってしまう。手間と時間はかかるが、日本で確立してきた生産管理に関する基本的な考え方を実際に手を動かして、で覚えさせ、自分のものとして消化することが大切であると思うので、世に行われている、普通のセミナーとは異なる、独自のものを目指しているが、疲れるね! (2001/8/7)生産管理の問題が難しいのは、問題の多様性にある。対象となるオーダーの納期、数量、加工手順は様々に異なっている。生産ラインはこれらの多様なオーダーを処理できるように汎用的な編成で、能力、ルート、稼動は様々になる。 (2001/5/7)ERPはいまやブームで猫も杓子もERPです。これほどERPが叫ばれる背景は ・American
Standardに置き換わる会計原則に対応している←経理のサボリ (2000/2/25)管理工学の特徴を高校生に一言でいうとしたら! 皆さんが毎日勉強で向かい合っているのは、問題でしょう!そして、その問題とは、一つの問題に一つの正解というものです。ところが、実態の世の中では、問題は無数にあり、一つの問題をとっても、その答は無数にあるのです。それゆえに、問題を解くためには、まず一つの問題を作る、すなわち定義するところから始めなくてはなりません。一つの問題ができたらその回答になりますが、これにはたくさんの答がありますから、それらからの中から一つの答を選ぶのが、回答になります。 このような問題解決を実態の世界でうまく行えるプロブレム・エンジニアを目指して見ませんか? (2000/12/9) 例年恒例の事務局会議を開きました。今回の会議では始めての試みとして各社での改善活動の現状などをお互いに意見交換しました。それらの中で、各社の意見を集約すると、以下のようになりました。Eable岡山:キーマン管理職とやる気のある担当者のセットをどう育てるか?Xerox竹松:トップが替わった時にどう対処するか?Xerox物流:現場と離れたビルの時々で何ができるか?Xerox海老名:仕掛け・巻き込んで継続させる原点を見つめて!Coca海老名:多くのおじさん達と少しの若者の協力関係とは?Xerox鈴鹿:冬の時代にこそ小さく継続しないと!ミスズ:始めたばかりで移動ばかりに対応するチーム編成は?大友:パートを含めてどのように全員参加にするか?味の素:とにかく作れば良いから考えて作るへ!Eagle埼玉:ISではなくてもISをしている!Eagle営業:唯一の営業改善のキーは余裕と参加!(金沢 孝) (2000/11/12) IEレビューに連載している「生産情報システムの環境・設計・改善」という講座も回が進み、環境編と設計編が終了して、演習編へと書き進めています。演習編では松本俊之君の協力を得て、在庫ゲームを例とした情報システムの設計上の問題点を論じていくつもりです (金沢 孝) (2000/11/07) このたびSRK(システム・リサーチ金澤)のホームページを立ち上げることにしました。とりあえずは、内容なしのつまらないホームページですが、徐々に充実させて行きたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(金沢 孝)
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